東京都足立区都市部における住民主体の保健活動

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足立区足立保健所保健婦 佐々木

取り組みのきっかけ

足立区の状況

  • 高齢化の進展

  • 人口の高齢化は、足立区においても急速に進むことが予想された。平成4年の足立区の65歳以上の人口は約6万5千人(高齢化率10.3%)であったが、平成10年には、約8万8千人(高齢化率14.2%)となっている。

  • 保健所への相談件数の増大

  • 足立区の保健所への相談件数は、平成2年までは、1万5千件弱だったが、平成3年以降増大。平成7年以降は2万5千件を下らない。その主な内容は、精神障害(精神分裂症、うつ病、アルコール疾患など)に関する相談が約半数近くで、次に乳幼児、幼児に関する相談が多い。


    保健婦の問題意識

  • 転入してきた新住民と、古くから暮らしている住民との間にコミュニケーションギャップが生まれ、お互い支えあって一緒に生きるという地域共同体の意識が薄れてきている。その状況で、育児に関する母親達の不安感の増大や、単身(日中独居)、または痴呆症の高齢者に対する、処遇をめぐる関係機関の協働の必要性が高まってきた。さらに、生活習慣病の増加等の健康問題が顕在化してきた。
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